【名盤紹介】1973年リリース井上陽水『氷の世界』

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僕がアコースティックギターを弾き始めたのが高校一年の時。今から47年前くらいのことでしょうか。

当時はフォークソングが流行していて、吉田拓郎、かぐや姫、井上陽水などが活躍。僕は彼らの楽曲をコピーして歌っていました。当時はまだインターネットはなく、練習した楽曲を他人に披露することはなく、自分一人で楽しむだけでした。

当時は小遣いで彼らのLPを購入、今のようにCDではなく、レコード盤でした。

レコード盤とは樹脂に音の振動で溝を入れた薄い丸い板です。プレイヤーのターンテーブルに乗せて回し、レコード針から振動を読み取り、音を再生します。今ではCDが主流となりましたが、マニアの間ではアナログレコードと呼ばれ、今でも使用されているようです。

LP盤には表裏があり、表面をA面、裏面をB面と呼ばれていました。

どんなLP盤を購入したのか?記憶にあるのが、吉田拓郎『元気です』、井上陽水『氷の世界』『陽水ライヴ もどり道』です。

この中から今回紹介するのは井上陽水『氷の世界』。

フォークソングからニューミュージックへ

本アルバムに収録された楽曲はそれまでの陽水とは大きく違っていました。フォークソングからニューミュージックに変わったことを感じさせるアルバムでした。

1973年12月に発売された本アルバムは、日本で初めて売り上げ100万枚を達成した伝説のアルバムとなりました。

収録曲

LPに収録されていた曲は全13曲。A面7曲、B面6曲です。

SIDE A

  1. あかずの踏切
    『陽水ライヴ もどり道』に収録された陽水の原曲をモップスの星勝が新たにロック調にアレンジした曲。アルバムのオープニングらしい激しいメロディです。
  2. はじまり
    前曲『あかずの踏切』から間を置かず繋がる33秒の短い曲。オープニングにふさわしい歌詞、曲調。
  3. 帰れない二人
    RCサクセションの忌野清志郎と共同で作った曲。グッと心に刺さるメロディ。
  4. チエちゃん
    亡き少女を偲ぶ?ような悲しい歌詞であるけど、歌いやすい明るいメロディが好き。
  5. 氷の世界
    本アルバムのタイトルにもなった曲。「窓の外ではリンゴ売り、声を枯らしてリンゴ売り」で始まる不思議な歌詞。ロック調のメロディに力が入る。すごくパワーを感じる曲。
  6. 白い一日
    小椋佳の歌詞に陽水が曲を付けた。小椋佳が歌い、ヒット。
  7. 自己嫌悪
    人間の深層部分をシニカルにあざ笑うような歌詞。アコースティックなメロディに乗せた陽水の原点ともいえるような曲。

SIDE B

  1. 心もよう
    1973年9月にシングルとしてリリースした曲。「さみしさの徒然に、手紙をしたためています あなたに」で始まる文学的歌詞。サビ部分の激しい曲調は耳に残る。
  2. 待ちぼうけ
    『帰れない二人』と同じく忌野清志郎と共同作成した曲。
  3. 桜三月散歩道
    アコースティックギターの軽快なメロディから始まる桜を題材にした曲。作詞は漫画家の長谷邦夫なんですね。
  4. FUN
    ファンの女の子を見て作った曲なのか、労わりのある優しい曲です。
  5. 小春おばさん
    子供の頃の思い出を綴った曲なのか?田舎の風景を連想させる歌詞。望郷。
  6. おやすみ
    エンディングにふさわしいメロディ。失恋ソングです。

2014年にデジタルリマスターされたCDがリリース

アルバム発売から40年経った2014年に最新デジタル・リマスターCDが発売されました。

氷の世界 40th Anniversary Special Edition CD & DVD


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井上陽水のOfficial Web Site

井上陽水のOfficial Web Siteはこちら。

井上陽水 オフィシャルサイト [ Yosui Inoue Official Site ]
ライブアルバム「氷の世界ツアー2014 ライブ・ザ・ベスト」 2014年9月10日リリース

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